経済産業省が発表した生産動態統計によると、2025年1月の家庭用洗浄剤出荷額は前年同月比9.6%増の456億200万円となり、2カ月連続でプラスとなった。生産量、販売量とも4.7%増なので、単価も上昇している。
日本チェーンドラッグストア協会(JACDS、塚本厚志会長)が公表した2024年度のドラッグストア実態調査(速報版)によると、売上高が10兆円を突破した。中長期ビジョンで2025年に10兆円の目標を掲げていたが、調剤、食品の拡大などによって、1年前倒し ...
化粧品業界 化粧品市場の業界&市場 動向なら化粧品業界紙 週刊粧業 週刊粧業(新聞)は1953年6月に創刊、毎週月曜日に発行しています。 化粧品、日用品(トイレタリー製品・石鹸洗剤 ...
サステナブルやSDGsのトレンドを受け、化粧品業界では、製造過程で生まれた副産物や本来であれば捨てられていた廃棄物に手を加えて、より価値の高い製品に変換する「アップサイクル」の取り組みが注目されている。食品業界やアパレル業界にも取り組みは広がっており ...
ノエビアは、角層のラメラ構造を整える作用が特に強い「アシルセラミド」が多重層リポソームの膜構造を安定化させることを発見した。これにより、乳化剤を含む製剤中では不安定になりやすい「多重層リポソーム」において安定性が向上し、多様な剤形への応用拡大が期待で ...
化粧品OEM/ODMのシリスジャパンは、化粧品の差別化・付加価値化で、果物などの加工時に出る副産物や、これまで廃棄されてきた未利用資源を活用した原料を用いたコスメの開発で実績を伸ばしている。これまで果実や日本酒、繭などをアップサイクルとして有効活用し ...
ライオンはこのほど開催された日本水環境学会年会にて17回目となる「ライオン賞」を発表し、最優秀賞に東京大学の熊田梨音氏(テーマ:限外ろ過膜モジュールを用いた水試料からの原虫およびウイルス同時濃縮方法の検討)を決定した。
DECENCIA社長の西野英美氏は2002年にオルビスに入社後、2018年から始まったオルビスのリブランディングを小林琢磨社長(当時)とともに牽引し、ブランドの基幹商品「オルビスユー」シリーズを成功に導いた。同社でのリブランディングや商品開発を通じて事業成長に貢献したことが評価され、2025年1月から現職を務めている。
日本百貨店協会が発表した「全国百貨店売上高概況(2024年1~12月)」によると、2024年の百貨店年間売上高(店舗数調整後)は前年比6.8%増の5兆7722億円と4年連続で伸長した。19年比では3.6%増となり、コロナ禍以降、初めて通年でコロナ前の実績を上回った。内訳をみると、10都市(札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡)では、9.1%増の4兆4922億円(構成比77.
フレグランスを含む約100ブランドを展開する伊勢丹新宿店本館1~2階の化粧品コーナーでは、2024年1~12月の売上が前年比2ケタ伸長と好調に推移し、過去最高の売上を記録した。三越伊勢丹 化粧品バイヤーの入月雅子氏は、好調となった主な要因として「プロモーションスペースの活用が来店機会の獲得にうまくつながっている。24年度からはECやセレクトショップとの事業連携も強化されたため、より広い客層に対して ...
阪急阪神百貨店の阪急うめだ本店は、化粧品売場(HANKYU ...
化粧品技術を競う世界最大の研究発表会「IFSCC 2024 Congress イグアス大会」で日本勢が最優秀賞を独占したことが示すとおり、日本の化粧品技術は世界最高峰に位置している。しかしながら、その技術力の高さを活かしきれず、世界の化粧品輸出額ランキング(2023年、出所:「貿易統計」韓国貿易協会)で日本は8位(43億8289万ドル)に甘んじている。