横浜 (神奈川)が 智弁和歌山 (和歌山)に快勝し、2006年以来、19年ぶり4回目の優勝を果たした。村田監督は「たくさんのOBの方々が支えてくれました。皆様のお力のおかげで選手が躍動してくれました」とナインの健闘を称えた。
神埼清明 は8対2で 敬徳 に勝利して準決勝へコマを進めた。1回に2点を先制されたが、2回に1点を返すと4回に2点を奪って逆転し、終盤に突き放した。
2025年春季の第156回九州地区高校野球熊本大会は30日、準々決勝2試合が行われた。 ルーテル学院が3対2で九州学院を破って、4強入りを決めた。0対2で迎えた9回に一挙3得点しての逆転勝ちだった。
これで横浜は昨秋の地区予選から公式戦20連勝を果たしたことになる。横浜は昨年12月の取材で、「横浜一強時代」を築くことをスローガンにしていた。1試合ごとに強さが増していく戦いはまさにその言葉に相応しかった。
エース右腕・渡邉は、粘り強い投球で 横浜 打線に立ち向かった。6回途中降板で敗れてしまったが、今センバツ全試合に先発するなど、準優勝に大きく貢献し、エースの意地を見せた。打線も終盤に得点を重ねるなど、最後まであきらめない姿勢で夏へつなげた。
2025年春季の第156回九州地区高校野球鹿児島県予選は30日、3回戦が行われ、ベスト8が出揃った。 樟南が5回コールドの10対0で徳之島に快勝。鹿児島工は9対8で加治木に競り勝った。 その他、出水中央、枕崎が勝利し、ベスト8に名乗りを挙げた。
これで打線に火がつき、4回には5番・結城柊哉(3年)、6番・今井滉士郎(2年)の連続長打で2点を加え、5回は二死一三塁から重盗を決めるなど、技も見せて畳みかけた。
2回、 横浜 の攻撃で先頭の 池田 聖摩 が放った打球は左中間へ。長打コースになるとも思われたが、 智弁和歌山 の 藤田 一波 が飛びついて好捕。流れを呼び込む好守備に甲子園のスタンドから大きな声援が送られた。
1回裏、二死から5番・松山心豊(3年)の中前適時打で先制する。3回には先頭の3番・中濵海音(3年)の左前打を皮切りに、犠打を挟んで4安打を集中。5番・松山の2打席連続となる中越え2点適時二塁打、7番・今村大翔(3年)の右前適時打で計3点を加えた。
立ち上がり、鹿屋中央は3番・宮嶋正輝主将(3年)の左前適時打、4番・草宮陸心(3年)の右越え三塁打に死球押出しで4点を先取し、2回にも6番・原悠斗(3年)の左越え二塁打で5点目を挙げた。
2025年春季の第156回九州地区高校野球大分県予選は30日、3回戦が行われ、ベスト8が出揃った。 大分は9回サヨナラの6対5で大分東明に競り勝ち、杵築は9回に逆転しての5対3で臼杵に勝利して、それぞれ8強入りを決めた。 その他、鶴崎工、中津東がともにコールド勝ちで8強入りを果たした。 31日に準々決勝2試合が予定されている。
左腕の投じた"1球"が勝負を決めた。6回表、 横浜 は一死三塁のピンチを背負うと、カウント2ボール2ストライクから先発の 織田 翔希 投手(2年)に変えて片山 大輔投手(3年)を投入した。
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